フィリピノ語(タガログ語・フィリピン語)中級者向けの良書『実用フィリピノ語会話』のフィリピノ語(タガログ語・フィリピン語)会話部分について、初級者でも本書で学習できるように管理人が個人的に試みた解説です。各回に出てくる語句はすべてその回で説明していますから、どの回から始めても前のほうの回を見ないでいちおう理解できます。このサイトの解説は原著者の見解には関係ありません。『実用フィリピノ語会話』のまえがき・目次(部分)なお、文法についてはこちらのサイトもご参照ください。![]()
[ハリーカ サ ラバス アトゥ パノオりン ナーティン アん バーンダ]
「外に来てください、そして楽団を見物しましょう。」
[マらーミん バーンダ アん イニムビタ ムラ サ マが カタビん バーヤン アトゥ マーマヤッ ダーダアン スィラ カーリェん イト]
「隣接した町々から招待したのはたくさんの楽団です、そしてまもなく、この通りで彼らは通ります。」
halika 「あなた来てください」
sa エイ語の of 以外の前置詞のようなもの、と考えておいてください。
labas 「外」
at 「そして」
panoorin 「見物する」の原形。
natin 「(あなたを含む)私たち(話題を表さない形)」
ang 名詞の前に付く定冠詞(エイ語の the )のようなもの、と考えておいてください。ここでは、後に続く語句が話題を表す形であることを表しています。
banda 「(西語から)楽団」
marami 「たくさん」
-ng (母音の後で)修飾する語と修飾される語とをリンクします。
inimbita 「招待する」の過去形。
mula 「〜から」
mga 複数を表します。
katabi 「隣接した」
bayan 「町、国、生まれ育った所、国民」
mamaya 「まもなく」
dadaan 「通り過ぎる」の未来形。
sila 「彼ら、彼女ら(話題を表す形)」ですが、限られた用法で「あなた様(話題を表す形)」を表すこともあります。
kalye 「通り」
ito 「これ(話題を表す形)」
● フィリピノ語の語順は、日本語やエイ語と逆で、「述語+主語」の順が基本です。
● フィリピノ語では原則的に、「AがBをCに〜する」といった文のうち、A・B・Cのいずれか一つが「話題を表す形」を取り、残りが「話題を表さない形」を取ります。
○ 動詞「AがBを見物する(Bは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 panoorin[パノオりン]
過去形 pinanood[ピナノオドゥ]
現在形 pinapanood[ピナパノオドゥ]
未来形 papanoorin[パーパノオりン]
○ 動詞「AがBを招待する(Bは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 imbitahin[イムビタヒン]
過去形 inimbita[イニムビタ]
現在形 iniimbita[イニーイムビタ]
未来形 iimbitahin[イーイムビタヒン]
○ 動詞「Aが立ち寄る、Aが通り過ぎる(Aは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 dumaan[ドゥマアン]
過去形 dumaan[ドゥマアン]
現在形 dumadaan[ドゥマダアン]
未来形 dadaan[ダーダアン]
● 人称代名詞(「私」「あなた」等)の一部と副詞的小辞とは、文のなかで文頭から2番目のグループに位置し、その2番目のグループのなかでは原則的に次のような語順になります。
1音節の人称代名詞(例:ko, mo, ka)
1音節の小辞(例:na, pa, man, nga, din/rin, lamang/lang, ho/po, ba, kasi)
2音節の小辞(例:daw/raw, muna, naman, tuloy, kaya, pala, yata, sana)
2音節の人称代名詞(例:ako, kami, tayo, kayo, siya, sila, kita, namin, natin, ninyo, niya, nila)
● 文の成り立ちがおおよそ理解できたら、発音に注意しながら、例文の暗唱のほうに力を入れたほうが実用的です。
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