フィリピノ語(タガログ語・フィリピン語)中級者向けの良書『実用フィリピノ語会話』のフィリピノ語(タガログ語・フィリピン語)会話部分について、初級者でも本書で学習できるように管理人が個人的に試みた解説です。各回に出てくる語句はすべてその回で説明していますから、どの回から始めても前のほうの回を見ないでいちおう理解できます。このサイトの解説は原著者の見解には関係ありません。『実用フィリピノ語会話』のまえがき・目次(部分)なお、文法についてはこちらのサイトもご参照ください。![]()
[ナグプープンタ スィラ サ マが バハイバハイ アトゥ クマーカンタ ナん マが カンタん パマスコ]
「彼らは家から家へ行って、クリスマスのための歌を歌います。」
[パタータワーりン]
「許してね!」
[バリク ナ ラん カヨ サ パスコ]
「あなたたち、クリスマスに戻ってきてね。」
nagpupunta 「向かう」の現在形。
sila 「彼ら、彼女ら(話題を表す形)」ですが、限られた用法で「あなた様(話題を表す形)」を表すこともあります。
sa エイ語の of 以外の前置詞のようなもの、と考えておいてください。
mga 複数を表します。
bahay-bahay 「家から家へ」
at 「そして」
kumakanta 「歌う」の現在形。
ng エイ語の前置詞 of のようなもの、と考えておいてください。ここでは、後に続く語句が話題を表さない形であることを表しています。
kanta 「歌」
-ng (母音の後で)修飾する語と修飾される語とをリンクします。
pamasko 「クリスマスのための」
patatawarin 「容赦する」の未来形。
balik 「戻ること」
na 「もう」
lang 「〜だけ」
kayo 「あなたたち(話題を表す形)、(丁寧を表して)あなた(話題を表す形)」
Pasko 「クリスマス」
● フィリピノ語の語順は、日本語やエイ語と逆で、「述語+主語」の順が基本です。
● フィリピノ語では原則的に、「AがBをCに〜する」といった文のうち、A・B・Cのいずれか一つが「話題を表す形」を取り、残りが「話題を表さない形」を取ります。
○ 動詞「Aが向かう(Aは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 magpunta[マグプンタ]
過去形 magpunta[ナグプンタ]
現在形 nagpupunta[ナグプープンタ]
未来形 magpupunta[マグプープンタ]
○ 動詞「Aが歌う(Aは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 kumanta[クマンタ]
過去形 kumanta[クマンタ]
現在形 kumakanta[クマーカンタ]
未来形 kakanta[カーカンタ]
○ 動詞「AがBを容赦する(Bは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 patawarin[パタワーりン]
過去形 pinatawad[ピナターワドゥ]
現在形 pinapatawad[ピナパターワドゥ]
未来形 patatawarin[パタータワーりン]
● 人称代名詞(「私」「あなた」等)の一部と副詞的小辞とは、文のなかで文頭から2番目のグループに位置し、その2番目のグループのなかでは原則的に次のような語順になります。
1音節の人称代名詞(例:ko, mo, ka)
1音節の小辞(例:na, pa, man, nga, din/rin, lamang/lang, ho/po, ba, kasi)
2音節の小辞(例:daw/raw, muna, naman, tuloy, kaya, pala, yata, sana)
2音節の人称代名詞(例:ako, kami, tayo, kayo, siya, sila, kita, namin, natin, ninyo, niya, nila)
● 文の成り立ちがおおよそ理解できたら、発音に注意しながら、例文の暗唱のほうに力を入れたほうが実用的です。
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