フィリピノ語(タガログ語・フィリピン語)中級者向けの良書『実用フィリピノ語会話』のフィリピノ語(タガログ語・フィリピン語)会話部分について、初級者でも本書で学習できるように管理人が個人的に試みた解説です。各回に出てくる語句はすべてその回で説明していますから、どの回から始めても前のほうの回を見ないでいちおう理解できます。このサイトの解説は原著者の見解には関係ありません。『実用フィリピノ語会話』のまえがき・目次(部分)なお、文法についてはこちらのサイトもご参照ください。![]()
[アノ ホッ アん イキナマタイ ニャ]
「彼が死んだのは何のせいですか。」
[エーワン コ ホッ]
「私には分かりません。」
[ビグラ ナ ラん ナーミン シャん ナキータん ナカブラグタ サ サヒグ]
「私たちは彼が床に仰向けに寝たのを見たのは突然にでした。」
[パラガイ ナーミン イナターケ シャ サ プーソッ]
「私たちの考えでは、彼は心臓の発作に襲われました。」
ano 「何」
ho 丁寧を表します。
ang 名詞の前に付く定冠詞(エイ語の the )のようなもの、と考えておいてください。ここでは、後に続く語句が話題を表す形であることを表しています。
ikinamatay 「〜のせいで死ぬ」の過去形。
niya 「彼、彼女(話題を表さない形)」
ewan 「(人・物・事を)知らない」
ko 「私(話題を表さない形)」
bigla 「突然」
na 「もう」
lang 「〜だけ」
namin 「(あなたを含まない)私たち(話題を表さない形)」ここでは所有を表しています。
siya 「彼、彼女(話題を表す形)」
-ng (母音の後で)修飾する語と修飾される語とをリンクします。
nakita 「見える」の過去形。
nakabulagta 「仰臥してしまう」の過去形。
sa エイ語の of 以外の前置詞のようなもの、と考えておいてください。
sahig 「床」
palagay 「見解」
inatake 「発作に襲われる」の過去形。
puso 「心臓」
● フィリピノ語の語順は、日本語やエイ語と逆で、「述語+主語」の順が基本です。
● フィリピノ語では原則的に、「AがBをCに〜する」といった文のうち、A・B・Cのいずれか一つが「話題を表す形」を取り、残りが「話題を表さない形」を取ります。
○ 動詞「AがBのせいで死ぬ(Bは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 ikamatay[イカマタイ]
過去形 ikinamatay[イキナマタイ]
現在形 ikinamamatay[イキナマーマタイ]
未来形 ikamamatay[イカマーマタイ]
○ 動詞「AがBを見ることができる(Bは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 makita[マキータ]
過去形 nakita[ナキータ]
現在形 nakikita[ナキーキータ]
未来形 makikita[マキーキータ]
○ 動詞「Aが仰臥してしまう(Aは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 makabulagta[マカブラグタッ]
過去形 nakabulagta[ナカブラグタッ]
現在形 nakakabulagta[ナカーカブラグタッ]
未来形 makakabulagta[マカーカブラグタッ]
○ 動詞「A(の発作)がBを襲う(Bは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 atakihin[アタキーヒン]
過去形 inatake[イナターケ]
現在形 inaatake[イナアターケ]
未来形 aatakihin[アーアタキーヒン]
● 人称代名詞(「私」「あなた」等)の一部と副詞的小辞とは、文のなかで文頭から2番目のグループに位置し、その2番目のグループのなかでは原則的に次のような語順になります。
1音節の人称代名詞(例:ko, mo, ka)
1音節の小辞(例:na, pa, man, nga, din/rin, lamang/lang, ho/po, ba, kasi)
2音節の小辞(例:daw/raw, muna, naman, tuloy, kaya, pala, yata, sana)
2音節の人称代名詞(例:ako, kami, tayo, kayo, siya, sila, kita, namin, natin, ninyo, niya, nila)
● 文の成り立ちがおおよそ理解できたら、発音に注意しながら、例文の暗唱のほうに力を入れたほうが実用的です。
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