フィリピノ語(タガログ語・フィリピン語)中級者向けの良書『実用フィリピノ語会話』のフィリピノ語(タガログ語・フィリピン語)会話部分について、初級者でも本書で学習できるように管理人が個人的に試みた解説です。各回に出てくる語句はすべてその回で説明していますから、どの回から始めても前のほうの回を見ないでいちおう理解できます。このサイトの解説は原著者の見解には関係ありません。『実用フィリピノ語会話』のまえがき・目次(部分)なお、文法についてはこちらのサイトもご参照ください。![]()
[ナク ヒニリん アコん マギん アーバイ サ カサル ニナ トウニィ アトゥ エミリィ]
「あーあ、私がトニーとエミリーの結婚式で介添人になることを(彼らが私に)頼みました。」
[アノ カヤッ アん イスースオトゥ コ]
「私が着ることになるものは何かしら。」
naku 「あーあ」
hiniling 「請願する」の過去形。
ako 「私(話題を表す形)」
-ng (母音の後で)修飾する語と修飾される語とをリンクします。
maging 「〜になる」の原形。
abay 「結婚式の介添人」
sa エイ語の of 以外の前置詞のようなもの、と考えておいてください。
kasal 「結婚、結婚式」
nina 人名(複数)の前に付きます。名詞の前に付く ng に対応する語です。
at 「そして」
ano 「何」
kaya 「〜かしら」
ang 名詞の前に付く定冠詞(エイ語の the )のようなもの、と考えておいてください。ここでは、後に続く語句が話題を表す形であることを表しています。
isusuot 「着る」の未来形。
ko 「私(話題を表さない形)」
● フィリピノ語の語順は、日本語やエイ語と逆で、「述語+主語」の順が基本です。
● フィリピノ語では原則的に、「AがBをCに〜する」といった文のうち、A・B・Cのいずれか一つが「話題を表す形」を取り、残りが「話題を表さない形」を取ります。
○ 動詞「AがBを請願する(Bは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 hilingin[ヒリぎン]
過去形 hiniling[ヒニリん]
現在形 hinihiling[ヒニヒリん]
未来形 hihilingin[ヒーヒリぎン]
○ 動詞「Aが〜になる(Aは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 maging[マギん]
過去形 naging[ナギん]
現在形 nagigiing[ナギーギん]
未来形 magiging[マギーギん]
○ 動詞「AがBを着る(Bは話題を表す)」の活用。
原形 isuot[イスオトゥ]
過去形 isinuot[イスィヌオトゥ]
現在形 isinusuot[イスィヌスオトゥ]
未来形 isusuot[イスースオトゥ]
● 人称代名詞(「私」「あなた」等)の一部と副詞的小辞とは、文のなかで文頭から2番目のグループに位置し、その2番目のグループのなかでは原則的に次のような語順になります。
1音節の人称代名詞(例:ko, mo, ka)
1音節の小辞(例:na, pa, man, nga, din/rin, lamang/lang, ho/po, ba, kasi)
2音節の小辞(例:daw/raw, muna, naman, tuloy, kaya, pala, yata, sana)
2音節の人称代名詞(例:ako, kami, tayo, kayo, siya, sila, kita, namin, natin, ninyo, niya, nila)
● 文の成り立ちがおおよそ理解できたら、発音に注意しながら、例文の暗唱のほうに力を入れたほうが実用的です。
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