フィリピノ語(タガログ語・フィリピン語)中級者向けの良書『実用フィリピノ語会話』のフィリピノ語(タガログ語・フィリピン語)会話部分について、初級者でも本書で学習できるように管理人が個人的に試みた解説です。各回に出てくる語句はすべてその回で説明していますから、どの回から始めても前のほうの回を見ないでいちおう理解できます。このサイトの解説は原著者の見解には関係ありません。『実用フィリピノ語会話』のまえがき・目次(部分)なお、文法についてはこちらのサイトもご参照ください。![]()
[クん プウェーデ プムンタ ターヨ クん サアン コ マーラーラーマン アん カサイサーヤン ナん ピリピーナス]
「できたら、私がフィリピンの歴史について知ることができるどこかに行きましょう。」
● 構文理解を助ける文1Kung puwede, pumunta tayo sa Maynila.
「できたら、マニラに行こう。」
sa Maynila「マニラに」をkung saan 〜「〜するどこかに」に替えて、〜の部分に「私がフィリピンの歴史について知ることができる」という文を埋め込んだものが例文だと考えることができます。
● 構文理解を助ける文2Malalaman ko ang kasaysayan ng Pilipinas sa Maynila.
「私はマニラでフィリピンの歴史について知ることができるであろう。」
kung 「もし〜ならば、〜かどうか」
puwede 「〜できる」
pumunta 「向かう」の原形。
tayo 「(あなたを含む)私たち(話題を表す形)」
saan 「どこへ」
ko 「私(話題を表さない形)」
malalaman 「知ることができる」の未来形。
ang 名詞の前に付く定冠詞(エイ語の the )のようなもの、と考えておいてくだ
さい。ここでは、後に続く語句が話題を表す形であることを表しています。
kasaysayan 「歴史」
ng エイ語の前置詞 of のようなもの、と考えておいてください。ここでは、後に続く語句が話題を表さない形であることを表しています。
Pilipinas 「フィリピン」
● フィリピノ語の語順は、日本語やエイ語と逆で、「述語+主語」の順が基本です。
● フィリピノ語では原則的に、「AがBをCに〜する」といった文のうち、A・B・Cのいずれか一つが「話題を表す形」を取り、残りが「話題を表さない形」を取ります。
○ 動詞「Aが向かう(Aは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 pumunta[プムンタ]
過去形 pumunta[プムンタ]
現在形 pumupunta[プムープンタ]
未来形 pupunta[プープンタ]
○ 動詞「AがBを知ることができる(Bは話題を表す形を取る)」の活用。
原形 malaman[マラーマン]
過去形 nalaman[ナラーマン]
現在形 nalalaman[ナラーラーマン]
未来形 malalaman[マラーラーマン]
● 人称代名詞(「私」「あなた」等)の一部と副詞的小辞とは、文のなかで文頭から2番目のグループに位置し、その2番目のグループのなかでは原則的に次のような語順になります。
1音節の人称代名詞(例:ko, mo, ka)
1音節の小辞(例:na, pa, man, nga, din/rin, lamang/lang, ho/po, ba, kasi)
2音節の小辞(例:daw/raw, muna, naman, tuloy, kaya, pala, yata, sana)
2音節の人称代名詞(例:ako, kami, tayo, kayo, siya, sila, kita, namin, natin, ninyo, niya, nila)
● 文の成り立ちがおおよそ理解できたら、発音に注意しながら、例文の暗唱のほうに力を入れたほうが実用的です。
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