フィリピノ語(タガログ語・フィリピン語)中級者向けの良書『実用フィリピノ語会話』のフィリピノ語(タガログ語・フィリピン語)会話部分について、初級者でも本書で学習できるように管理人が個人的に試みた解説です。各回に出てくる語句はすべてその回で説明していますから、どの回から始めても前のほうの回を見ないでいちおう理解できます。このサイトの解説は原著者の見解には関係ありません。『実用フィリピノ語会話』のまえがき・目次(部分)なお、文法についてはこちらのサイトもご参照ください。![]()
[バカッ ウマーパウ アん イーログ]
「ことによると川があふれるかもしれない。」
[ムクハん バーバギョ]
「台風が来そうだ。」
[ムクハ ホん バーバギョ]
「台風が来そうです。」
[サビ ホ サ ウェザーりポるトゥ マイ バギョん ダらティん]
「天気予報によると、台風が来るそうです。(天気予報で言ったことは、到着するであろう台風がある、です。)」
[マイーニトゥ ホッ]
「暑いです。」
[アん イーニトゥ ホッ ナマン]
「なんて暑いんでしょう。」
[マギナウ ホッ]
「寒いです。」
[アん ギナウ ホッ ナマン]
「なんて寒いんでしょう。」
[マアリンサがン ホッ]
「蒸し暑いです。」
[アん アリンサがン ホッ ナマン]
「なんて蒸し暑いんでしょう。」
baka 「ことによると」
umapaw 「あふれる」の原形。
ang 名詞の前に付く定冠詞(エイ語の the )のようなもの、と考えておいてください。ここでは、後に続く語句が話題を表す形であることを表します。
ilog 「川」
mukha 「顔」
mukhang 〜「〜のように見える」-ng (母音の後で)修飾する語と修飾される語とをリンクします。
Ang init ho naman! という文は Mainit ho. を感嘆文にしたものです。mainit → ang init と変化します。maginaw 「気温が低い」
● フィリピノ語の語順は、日本語やエイ語と逆で、「述語+主語」の順が基本です。
● フィリピノ語では原則的に、「AがBをCに〜する」といった文のうち、A・B・Cのいずれか一つが「話題を表す形」を取り、残りが「話題を表さない形」を取ります。
● 人称代名詞(「私」「あなた」等)の一部と副詞的小辞とは、文のなかで文頭から2番目のグループに位置し、その2番目のグループのなかでは原則的に次のような語順になります。
1音節の人称代名詞(例:ko, mo, ka)
1音節の小辞(例:na, pa, man, nga, din/rin, lamang/lang, ho/po, ba, kasi)
2音節の小辞(例:daw/raw, muna, naman, tuloy, kaya, pala, yata, sana)
2音節の人称代名詞(例:ako, kami, tayo, kayo, siya, sila, kita, namin, natin, ninyo, niya, nila)
○ 動詞「Aがあふれる(Aは話題を表す形を取る)」の活用
原形 umapaw[ウマーパウ]
過去形 umapaw[ウマーパウ]
現在形 umaapaw[ウマアーパウ]
未来形 aapaw[アーアーパウ]
○ 動詞「台風になる」の活用
原形 bumagyo[ブマギョ]
過去形 bumagyo[ブマギョ]
現在形 bumabagyo[ブマバギョ]
未来形 babagyo[バーバギョ]
○ 動詞「Aが到着する(Aは話題を表す形を取る)」の活用
原形 dumating[ドゥマティん]
過去形 dumating[ドゥマティん]
現在形 dumarating[ドゥマらティん]
未来形 darating[ダらティん]
○ 動詞「Aが止まる(Aは話題を表す)」の活用
原形 tumigil[トゥミギル]
過去形 tumigil[トゥミギル]
現在形 tumitigil[トゥミーティギル]
未来形 titigil[ティーティギル]
● 文の成り立ちがおおよそ理解できたら、発音に注意しながら、例文の暗唱のほうに力を入れたほうが実用的です。
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